先日の話題にパーフェクトなブログ記事を発見してしまいました。
現在ハーバード大学に通われている北川拓也さんの日記で、2005年の9月に書かれています。ここには、
アメリカの優良大学にいくのにお金は要らない!
とハッキリ書いていらっしゃいますね。
これは、多くの家庭にとって事実です。
しかし、コメント欄を見ると、どうも見当違いのことを書かれていて、誤解を大きく広げられている方がいらっしゃるのは大変残念なことです。
まず、多くの人は、Merit-based AidとNeed-based Aidを混同しています。
Merit-based Aidというのは、学業の優秀さに対して与えられるもので、Need-based A
idというのは、家族の「支払能力」に応じて支給されるものです。Need-based Aidは「所得」に応じて与えられる、という人が多いのですが、適切な表現ではありません。所得が1000万円の人でも、子供が3人いる場合と、1人しかいない場合とでは、全く「支払能力」が違ってきます。実際には、いろいろな家族データや収入・資産データを総合して、FCという一つの数値を計算して各家族の支払能力を判断しているのです。
Ivy Leagueの大学では、Merit-based Aidを全く出しません。「合格者の中で特別優秀でなくてはもらえない」というのは誤解ですが、未だに多くの人はこのように信じています。Merit-based AidとNeed-based Aidの区別がないと、なかなか理解しにくいことです。
本当に、こういった情報が、もっと正確に日本人に知れ渡ると良いと考えています。
北川さんには、またいずれ直接お会いして話をさせていただく機会があればと思いました。
現在ハーバード大学に通われている北川拓也さんの日記で、2005年の9月に書かれています。ここには、
アメリカの優良大学にいくのにお金は要らない!
とハッキリ書いていらっしゃいますね。
これは、多くの家庭にとって事実です。
しかし、コメント欄を見ると、どうも見当違いのことを書かれていて、誤解を大きく広げられている方がいらっしゃるのは大変残念なことです。
まず、多くの人は、Merit-based AidとNeed-based Aidを混同しています。
Merit-based Aidというのは、学業の優秀さに対して与えられるもので、Need-based A
idというのは、家族の「支払能力」に応じて支給されるものです。Need-based Aidは「所得」に応じて与えられる、という人が多いのですが、適切な表現ではありません。所得が1000万円の人でも、子供が3人いる場合と、1人しかいない場合とでは、全く「支払能力」が違ってきます。実際には、いろいろな家族データや収入・資産データを総合して、FCという一つの数値を計算して各家族の支払能力を判断しているのです。
Ivy Leagueの大学では、Merit-based Aidを全く出しません。「合格者の中で特別優秀でなくてはもらえない」というのは誤解ですが、未だに多くの人はこのように信じています。Merit-based AidとNeed-based Aidの区別がないと、なかなか理解しにくいことです。
本当に、こういった情報が、もっと正確に日本人に知れ渡ると良いと考えています。
北川さんには、またいずれ直接お会いして話をさせていただく機会があればと思いました。