Midtown Report

ビジネスと人間に関する発見と考察 from Los Angeles & New York

カテゴリ: 情報解剖

Yさんから、「白いご飯には全然栄養がない」という話を聞かされました。
日本人として生活していれば、白いご飯が食卓にないのは逆に不自然なので、多少ショックを受けました。

Yさんによると、白いご飯が全然ダメなわけではないが、それが中心になってしまうと、栄養が極端に偏ってしまう、とのこと。野菜中心、肉や魚が少し、というのがちょうどいいらしいです。

こういう食事に関する情報は、聞きかじりの情報が多いので、何が本当かわからないことが多いのですが、このYさんは健康についての造詣が深く、しかも見た目も実年齢よりも10歳くらいお若く見えるので、説得力があります。

確かに、ご飯が中心でおかずが少ないと、あまりパワーが出ず、すぐに眠くなるような気はします。

昼ごはんを野菜中心にすると、大抵の場合、エネルギーがあふれた状態になります。体が肉やご飯を求めていても、あえて野菜を食することで、自分を律している気分にもなれるから不思議です。

不祥事を起こしてしまった飲食業の社長が謝罪会見を行っているのを、Yahoo!動画で見ました。

それを見て、実に痛々しい思いがしました…。

こういうのを見て思うのは、「自分が社長だったら、どうするだろう」ということ。

その会社が高い理念を掲げて、いろいろな事業の側面でモラルのある事業をやっているかどうかは知る由もありませんが、まさか従業員が客に対して悪意のある暴行をはたらくなど、どう考えても想定できるものではありません。

社員を採用する時に、「お客に暴力をはたらかない人物を採用しよう」などという基準があろうはずもありません。社員教育以前の問題です。



アメリカのような個人責任が徹底している社会であれば、「社員が犯罪を犯した。彼らが個人的に、勝手に行ったことだ。会社としての関与はない。」で、簡単に説明責任がつきます。見ている側もそれで納得します。

日本では、マスコミを中心とした世間の攻撃が想定されます。
そんな中、その社長は真摯に謝罪をしているように見えましたが、「なぜ自分の会社でこんなことが起きなければならないのか」という悔しい思いもあったのではないでしょうか。
被害者が負った大きな傷害を考えれば、それでも自分の責任、と捉えて前向きに対処していくしか、最終的に答えはないように思いますが、気の毒な気は拭い去れません。

せめて、マスコミが重箱の隅をつつくように、この会社で過去に起きた小さいクレームやマイナーな不祥事を掘り起こして、たたきはじめないことだけを祈っています。

4月15日は、Taxの日です。
アメリカに住む人が、個人の税申告を行う締切の日です。
どうしても間に合わない場合には、Extensionといって、締切日を延ばすことが可能です。

私は、数日前に終了しましたが、今年もH&R Blockという税申告のプロセッシング会社のオンラインサービスを利用しました。
このサービスを利用すると、収入や支出の証明を用意し、質問に答えていくだけで、簡単に税申告が終了します。
非常に便利なサービスです。

一応数十ドルのフィーがかかるのですが、会計士に頼んで数百ドルとられるよりも、こちらの方が圧倒的に安くあがります。

H&R Block以外に、こういったサービスをやっているところはないかと探してみると、想像していたよりもたくさんの税申告業者がいることに気づきました。
GoogleでTax Returnと打ち込んでみると、よくわかります。
しかも、無料の申告を行ってくれる業者が、かなりの数存在することがわかり、驚きました。

これでは、会計士の仕事がどんどんなくなっていくのでしょうが、次代の流れなのかもしれませんね。機械でできない貴重なことだけを人間がやる、その大きな付加価値に対し大きなお金が支払われる、という構図がどんなビジネス分野でもおきているという印象を受けます。

松坂大輔選手がボストン・レッドソックスに移籍してから、ラジオのニュースを聞いて、一つ気づいたことがあります。

それは、キャスターのみならず、ボストンのファンもが、彼のことを「だいすけ」と呼んでいることです。
そんなの当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、Daisukeを「だいすけ」とアメリカ人が読むことは、奇跡に近いんです。

Daisukeは、普通に読ませると、「だいすーきー」もしくは「だいすーく」になります(「でいすーく」もありです)。

キャスターの場合には、母国語の読みに倣い、正しい発音を確認したりしますが、ファンまでもがきちんとした読みをするのは、考えにくいのです。

よくよく考えてみると、カラクリがわかりました。

新聞では、彼のあだ名を"Dice-K"としているのです。

確かに、これだったらアメリカ人でも「だいすけぃ」としか読みようがありません…。
お見事ですね。


だったら、Shunsukeという名の人はどうすれば良いのでしょうか。
"Shoons-K"だったらきちんと読んでもらえるかも…。

ABCのニュースから。

地下鉄である男がバイオリンを弾いています。
よくある光景ですが、実はこの男、世界的に有名なバイオリニストのJoshua Bell氏なのです。

通りがかりの人は、まさかこんな地下鉄の駅にそんな世界的なバイオリニストが4億円のstradivariusを弾いているなどとは、夢にも思わなかったことでしょう。

http://scienceblogs.com/cognitivedaily/2007/04/the_true_value_of_talent_aroun.php

結局、落とされたお金の合計額は、$32。
彼がコンサートを行った場合に、一番安い席よりも集まらなかった、ということです。

バイオリンの場合、曲が世界レベルの腕で演奏されているか、ということ自体は、ほとんどの人にとっては、わからないことなのかもしれませんね。
それは少し寂しい気持ちはします。

アメリカのメジャーなテレビ局は、今やほとんど自局のテレビ番組をネット上で配信していますが、"24"などの人気テレビ番組を擁するFOXテレビは、MySpace上で番組を配信しています。

MySpaceは、いわずと知れた世界最大のSNSですが、このドメインの下で、FOXの番組を提供しているのです。

これが、例です。

http://www.myspace.com/24

おそらく、リージョン設定のため、日本では見られないと思いますが、ここで最新のエピソードをはじめから最後まで、無料で見ることができます。

FOXは、ここでの広告収入で、稼いでいるようですね。

MySpaceのドメインで配信することで、この24のページが、そのまま「24コミュニティ」のページになります。MySpace上で24のファンがいたら、このコミュニティに参加し、書き込みや議論などを行うことができる、というわけです。

ここから、また何か発展する余地があるのかわかりませんが、今後の進化が楽しみです。

東京ミッドタウンという新名所が防衛庁跡地にできたということで、注目が集まっているようですね。

私のブログ名は"Midtown Report"ですが、New York CityのMidtownを指しています。
Downtown(Wall Street)の金融大企業に対するアンチテーゼとして自分の会社名にMidtownという言葉を含めました(実際には、Midtownにもたくさんの金融大企業がいるのですが…)。

したがって、私のブログやウェブサイトには至るところにMidtownという言葉が出てくるのですが、最近アクセス解析の検索用語分析をしていて気づいたのが、"Midtown"や"ミッドタウン"で検索してくる人が非常に多いということです。

これは、明らかに東京ミッドタウンの効果。
全く想定していなかったことですが、アクセス数が上がっているので、良しとしましょう。

東京に帰る機会があったら、どんなところかわかりませんが、一度訪れて見たいと思います。
New York CityのMidtownも、最高に楽しい所ですよ。

私は、Network Marketingはまがいものだ、詐欺だとずっと思っていました。
金儲けにとりつかれた者が取り組むものだと思っていました。

そこで、昨年の夏、一度Networking Marketingで成功した人に会えるというので、会いに行きました。

彼は60過ぎでしたが、エネルギーにあふれていて、大変な若さを感じました。
その人は、当然商品を私に勧めてきました。
そして、「一緒にこれを広めていこう」と情熱的に訴えかけられました。

私は、その人のストレートさに打たれました。
率直にその商品の良さを説明し、私がその商品を買うべき理由、そして私がそれを広めるべき理由をまっすぐ訴えかけてくるのです。
Network Marketingを行っている多くの人は、自分の行っていることに後ろめたさを感じているのか、何か隠したりする素振りや、ソワソワした態度を感じさせることがあります。それを感じると、一気に気分が引いてしまいます。

私は彼のストレートなあり方に、確かなインスピレーションを受けました。
こんなパワフルな人格を、どうやって身につけるんだろう、と思いました。

私は、彼の顔を正面から見て、ハッキリと購買を断りました。
そして同時に、人に対する彼のあり方を賞賛しました。

彼は私の拒絶に何の意味づけも与えず、「今日は来てくれてありがとう」と言いました。

こんな人だったら、買っても良かったんだろうな、と後で思いました。
今の私のNetwork Marketingに対するポリシーは、「価値があれば買う、なければ買わない」という単純なものです。

私が積極的に販売活動等に従事したり、これを自社のマーケティングシステムとして採用することはありませんが、真剣に取り組んでいらっしゃる方々には、敬意をもって接したいと思っています。

Network Marketing、またはMulti Level Marketingと呼ばれるマーケティング手法があります。

製品を紹介することにより紹介手数料が入り、健康食品など、継続して買うようなものであれば、紹介者に毎月手数料が入ってくる、というものです。
製品を買った人がまた新たな人を紹介すると、その人に手数料が入り、元々製品を紹介した人にも手数料が払われます。
したがって、一旦自分が紹介した人が、また新しい人を紹介するネットワークを作り上げると、継続的な収入が毎月一定額入ってきます。

有名なものでは洗剤や健康食品などの消費財、保険やガソリン燃費向上剤、などというものもあります。

心から良いと思う製品を誰かに紹介する、その紹介によって、手数料が入るということで、画期的なシステムだと思います。お金だけを上納するネズミ講とは違い、きちんと金銭を支払うだけの価値がある商品が取引されている、ということがポイントです。

ただし、このマーケティング手法、誤った考えの持ち主が製品を紹介しはじめると、おかしなことになります。
誤った考えの人は、製品を紹介するときに「あなたも商品を他の人に紹介すれば、お金持ちになれる」ということをほのめかします。

「お金持ちになれる」という約束は、満たされる約束ではありません。
それは、製品の一部ではありません。
製品は、あくまで洗剤であり、食品であったりするのです。

もし、「お金持ちになれる」ということを約束を売って、もし買った人がそれを得られなかったら、それは単なる詐欺ということです。

続く

ABCのニュースを見ていると、ニューヨークで開催された、コミックの展示会を特集していました。

アメリカのマンガ事情は、日本とは大分違うようです。日本では、電車の中でもマンガを熱心に読むおじさんがいたりします。また、知識人の鑑賞にも堪えうる深い作品がたくさんあります。

アメリカでは、マンガは「低俗」という位置づけが定着していて、それを読む人はとても後ろめたい思いを持っているらしいのです。
ニュース番組を見ていて興味深かったのは、コミックにはまっている若者が必死に「最近のコミックは大人でも楽しめるんだよ」などと弁解していたことです。

昔参加した会社の研修でも、アメリカ人は「電車の中でコミックなんか読んでいたら、笑われるぞ」と言っていました。

日本でなぜあれほどマンガが発達しているのかはわかりませんが、レベルの違いには相当の差があるように感じます。

もっと、手塚治虫の作品などヒューマニティにあふれる作品がアメリカでも普及すれば良いのに、と思います。

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