情報解剖

July 18, 2007

forgiving

今日チラッとLarry King Liveを見たら、幼い娘を殺された父親のインタビューを少しやっていたので、しばし見入ってしまいました。

3年前に起きたこの事件ですが、父親は憤慨がおさまらず、被告に怒りをぶつけていました。「被告が死ぬまで苦しみを味わうことを心から願う」「極刑を望む」と強い口調で言っていました。
彼にはそういう言葉を使う権利が十分にあるように思えます。幼い娘を拉致され、暴行され殺害されたことを考えれば、被告を許すことなど決してできるものではありません。

しかしながら、思い出してしまうのが、1年前くらいに見た別の裁判の様子。
息子を殺された母親が、被告席にいる連続殺人鬼に向かって、「正直に全てを語ってくれてありがとう。私はあなたを許します」と言っていたのです。

これには驚愕しました。彼女には、被告を憎む理由と資格がいくらでもあるのに、「全て許す」というのです。


悪人を憎むのは、自然なことであるように思えます。
それなのに、悪人に対する恨みで心が満たされている人には、自由も希望もなさそうに見えます。

逆に、恨みを手放して許しを与える人には、希望に満ちた人生がこれから広がっているように見えます。


親族を殺されて「犯人を恨むな」「許せ」などと、経験者でない私はとても言えるものではありません。
しかし、逆立ちしても変えられない現実が目の前にあるのもまた事実。
それに対しては、パワフルに意思と行動を選択したいものだと思いました。

jimmy_nyc at 14:56コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

July 05, 2007

:)

アメリカ人とのテキストメッセージやインスタントメッセンジャーによるコミュニケーションを頻繁に行っていますが、彼らは、実際に会って話すと表情や声使いが非常に豊かであるのに対し、テキスト上では実に淡白だったりします。いまだに慣れないのが、彼らの絵文字。

Thank you so much :)

最後の

:)

は、目が2つにニッコリしている顔が横になっているのですが、日本人にはしっくり来ませんよね。見逃して放っておくことでしょう。日本人だったら、

(^O^)

と描いている所かもしれません。しかし、これは彼らにとっては手が込みすぎなのでしょう。この絵文字のパターンには、不機嫌なタイプ

:(

もあります。
鼻つきタイプもあります。

:-)
:-(
:-X

アメリカ人で、このパターン以外の絵文字を使う人をほとんど見たことがありません。日本の絵文字の方が多種多様で個人的には面白くて好きです。

今度、

(´・ω・`)
( ・Д・)

と描いてみて、どんな反応が得られるか試したいと思います。
ドキドキします…。


jimmy_nyc at 13:16コメント(2)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

May 27, 2007

exposed

数週間前、The Church of ScientologyとBBC Panoramaという番組の攻防が、話題になりました。

BBC Panoramaという権威のあるドキュメンタリー番組の記者が、Scientologyの実情をレポートする、という内容なのですが、その攻防が実に面白いです。
何が面白いのかというと、記者側から見たScientologyと、Scientology側から見た記者の姿が両方ウェブサイト上にアップデートされているからです。

このBBCの記者は、John Sweeneyというのですが、Scientologyの取材中に完全に正気を失ってキレるシーンがあり、記者にあるまじき行為として問題となっています。

<Scientology - BBC Panorama Exposed>
http://www.bbcpanorama-exposed.org/watch-the-video-documentary.php

<BBC Panorama - Scientology and Me>
もはやYouTubeからは削除されていました。

<CNNのレポート>
http://www.youtube.com/watch?v=hU0Vh-laTDY

通常、犯罪を隠している集団を記者が取材しようとすると、取材を拒否したり、記者から人が逃げ回る、というのが、よく見られる光景です。この記者は、Scientologyをそのような集団として初めからみなし、それにもとづいて取材を試みているように見えます。

Scientologyは、スポークスマン自身がカメラを引き連れて、記者と真っ向から対峙しています。「初めからオープンに門戸を開いて、会いたい人にも会わせると言っているのに、なぜ勝手にあちこちで偏見にもとづいた取材を試みるんだ」というのがその主張です。言い分はもっともです。

宗教の自由が保障されている世界において、初めから偏見と曲がった仮説にもとづいた取材を行ったとすれば、それは記者として失格と言わざるを得ないと思います。

2つの側のビデオを見ると、何が真実なのか、よくわからなくなってきます。
私のポイントは、BBCやScientologyが良い/悪いということではありません。

情報ソースの限られる一般人が、2つの相反する視点に同時に触れることができる、というのは非常にフェアな社会だと思うのです。そういう、情報社会は健全だと思います。

jimmy_nyc at 02:09コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

May 25, 2007

nationalty

共同通信のニュースから。

-------------------------

 サムスン、ヒュンダイは日本のブランド? 世界的なブランドがどの国のものか、米国の多くの大学生が勘違いしている実態が、米調査会社のアンケートで明らかとなった。

 それによると韓国の電子機器メーカー、サムスン電子の「サムスン」は57.8%、自動車大手の現代自動車など「現代(ヒュンダイ)」は55.7%の学生が日本のブランドと思い込んでいた。フィンランドの通信機器「ノキア」、米通信機器「モトローラ」も日本製との答えが一番多かった。トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」は37.3%が日本製と答えたが、米国製と答えたのも33.7%あった。

 どの国の製品が良質かとの問いには、日本と答えたのが81.8%で最多、次いで米国(78.5%)ドイツ(77.1%)だった。調査したアンダーソン・アナリティクスは「どの国のブランドなのか知識がないか、単に米国か日本、ドイツのものだと考える傾向がある」と分析している。

 調査は06年後半、約1000人の大学生を対象に実施した。(共同)

-------------------------

Nokiaはともかく、Motorollaまで日本製だと思われるのは驚きですね。
私は、brotherが韓国の企業だとアメリカ人ボスに教えられ、それを信じきっていました。

東京に住んでいた頃、コンピュータのモニタとして、Samsung製を買いました。その頃の17インチの価格としては安く、品質が良かったのをおぼえています。
ただし、NECやSonyなどの日本製のモニターが並んでいる中で、韓国製の製品を買うのはどうも裏切り者のような気がしてなりませんでした。

アメリカ人にとっては、製品がよければ、どこの国で作られたものであっても良いということをこの記事はさしています。なぜ、各企業の国籍が問われているのかわかりませんが、あまり有意義とも思えません。製品がうまく働く、ということ以外に意味はないと思います。



jimmy_nyc at 23:52コメント(1)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

May 24, 2007

rice

Yさんから、「白いご飯には全然栄養がない」という話を聞かされました。
日本人として生活していれば、白いご飯が食卓にないのは逆に不自然なので、多少ショックを受けました。

Yさんによると、白いご飯が全然ダメなわけではないが、それが中心になってしまうと、栄養が極端に偏ってしまう、とのこと。野菜中心、肉や魚が少し、というのがちょうどいいらしいです。

こういう食事に関する情報は、聞きかじりの情報が多いので、何が本当かわからないことが多いのですが、このYさんは健康についての造詣が深く、しかも見た目も実年齢よりも10歳くらいお若く見えるので、説得力があります。

確かに、ご飯が中心でおかずが少ないと、あまりパワーが出ず、すぐに眠くなるような気はします。

昼ごはんを野菜中心にすると、大抵の場合、エネルギーがあふれた状態になります。体が肉やご飯を求めていても、あえて野菜を食することで、自分を律している気分にもなれるから不思議です。


jimmy_nyc at 23:13コメント(1)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

May 17, 2007

accountability

不祥事を起こしてしまった飲食業の社長が謝罪会見を行っているのを、Yahoo!動画で見ました。

それを見て、実に痛々しい思いがしました…。

こういうのを見て思うのは、「自分が社長だったら、どうするだろう」ということ。

その会社が高い理念を掲げて、いろいろな事業の側面でモラルのある事業をやっているかどうかは知る由もありませんが、まさか従業員が客に対して悪意のある暴行をはたらくなど、どう考えても想定できるものではありません。

社員を採用する時に、「お客に暴力をはたらかない人物を採用しよう」などという基準があろうはずもありません。社員教育以前の問題です。



アメリカのような個人責任が徹底している社会であれば、「社員が犯罪を犯した。彼らが個人的に、勝手に行ったことだ。会社としての関与はない。」で、簡単に説明責任がつきます。見ている側もそれで納得します。

日本では、マスコミを中心とした世間の攻撃が想定されます。
そんな中、その社長は真摯に謝罪をしているように見えましたが、「なぜ自分の会社でこんなことが起きなければならないのか」という悔しい思いもあったのではないでしょうか。
被害者が負った大きな傷害を考えれば、それでも自分の責任、と捉えて前向きに対処していくしか、最終的に答えはないように思いますが、気の毒な気は拭い去れません。

せめて、マスコミが重箱の隅をつつくように、この会社で過去に起きた小さいクレームやマイナーな不祥事を掘り起こして、たたきはじめないことだけを祈っています。


jimmy_nyc at 04:01コメント(1)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

April 15, 2007

tax day

4月15日は、Taxの日です。
アメリカに住む人が、個人の税申告を行う締切の日です。
どうしても間に合わない場合には、Extensionといって、締切日を延ばすことが可能です。

私は、数日前に終了しましたが、今年もH&R Blockという税申告のプロセッシング会社のオンラインサービスを利用しました。
このサービスを利用すると、収入や支出の証明を用意し、質問に答えていくだけで、簡単に税申告が終了します。
非常に便利なサービスです。

一応数十ドルのフィーがかかるのですが、会計士に頼んで数百ドルとられるよりも、こちらの方が圧倒的に安くあがります。

H&R Block以外に、こういったサービスをやっているところはないかと探してみると、想像していたよりもたくさんの税申告業者がいることに気づきました。
GoogleでTax Returnと打ち込んでみると、よくわかります。
しかも、無料の申告を行ってくれる業者が、かなりの数存在することがわかり、驚きました。

これでは、会計士の仕事がどんどんなくなっていくのでしょうが、次代の流れなのかもしれませんね。機械でできない貴重なことだけを人間がやる、その大きな付加価値に対し大きなお金が支払われる、という構図がどんなビジネス分野でもおきているという印象を受けます。


jimmy_nyc at 14:10コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

April 07, 2007

daisuke

松坂大輔選手がボストン・レッドソックスに移籍してから、ラジオのニュースを聞いて、一つ気づいたことがあります。

それは、キャスターのみならず、ボストンのファンもが、彼のことを「だいすけ」と呼んでいることです。
そんなの当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、Daisukeを「だいすけ」とアメリカ人が読むことは、奇跡に近いんです。

Daisukeは、普通に読ませると、「だいすーきー」もしくは「だいすーく」になります(「でいすーく」もありです)。

キャスターの場合には、母国語の読みに倣い、正しい発音を確認したりしますが、ファンまでもがきちんとした読みをするのは、考えにくいのです。

よくよく考えてみると、カラクリがわかりました。

新聞では、彼のあだ名を"Dice-K"としているのです。

確かに、これだったらアメリカ人でも「だいすけぃ」としか読みようがありません…。
お見事ですね。


だったら、Shunsukeという名の人はどうすれば良いのでしょうか。
"Shoons-K"だったらきちんと読んでもらえるかも…。


jimmy_nyc at 12:52コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

April 04, 2007

the violinist

ABCのニュースから。

地下鉄である男がバイオリンを弾いています。
よくある光景ですが、実はこの男、世界的に有名なバイオリニストのJoshua Bell氏なのです。

通りがかりの人は、まさかこんな地下鉄の駅にそんな世界的なバイオリニストが4億円のstradivariusを弾いているなどとは、夢にも思わなかったことでしょう。

http://scienceblogs.com/cognitivedaily/2007/04/the_true_value_of_talent_aroun.php

結局、落とされたお金の合計額は、$32。
彼がコンサートを行った場合に、一番安い席よりも集まらなかった、ということです。

バイオリンの場合、曲が世界レベルの腕で演奏されているか、ということ自体は、ほとんどの人にとっては、わからないことなのかもしれませんね。
それは少し寂しい気持ちはします。

jimmy_nyc at 13:44コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

April 01, 2007

fox

アメリカのメジャーなテレビ局は、今やほとんど自局のテレビ番組をネット上で配信していますが、"24"などの人気テレビ番組を擁するFOXテレビは、MySpace上で番組を配信しています。

MySpaceは、いわずと知れた世界最大のSNSですが、このドメインの下で、FOXの番組を提供しているのです。

これが、例です。

http://www.myspace.com/24

おそらく、リージョン設定のため、日本では見られないと思いますが、ここで最新のエピソードをはじめから最後まで、無料で見ることができます。

FOXは、ここでの広告収入で、稼いでいるようですね。

MySpaceのドメインで配信することで、この24のページが、そのまま「24コミュニティ」のページになります。MySpace上で24のファンがいたら、このコミュニティに参加し、書き込みや議論などを行うことができる、というわけです。

ここから、また何か発展する余地があるのかわかりませんが、今後の進化が楽しみです。

jimmy_nyc at 13:02コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!
Blog内検索
Profile
Categories
最新記事
Recent Comments
the dorm (Jimmy)
joker (Jimmy)
the dorm (同部屋の後輩その2)
joker (グリコ)
college outside the box (高宮 安道)
vista (Jimmy)
Recent TrackBacks
THE DEPARTED(ディパーテッド) (レオナルド・ディカプリオ記録庫)
the departed
ディパーテッド(The Departed) (映画大好き!/Favorite Movies おすすめ映画・DVD)
the departed
シルミド (韓流スター情報館)
Swiri
JSA (韓流スター情報館)
Swiri
Archives
Links
QRコード
QRコード
  • livedoor Readerに登録
  • RSS
  • livedoor Blog(ブログ)