Midtown Report

ビジネスと人間に関する発見と考察 from Los Angeles & New York

カテゴリ: 街角事件

今日はNY州の保険ライセンスを維持するための試験を受けに行きました。
保険に関する試験で、課目を選ぶことができます。
私が選んだのは、マネーロンダリングについての試験。何回でも受けることができるので、たいしたことないと侮っているたら、規定の点数に満たず、落ちてしまいました…。

マネーロンダリングがどんな法律で規制されていて、どのような監視体制を金融機関の組織内に構築しなければならないか、いろいろな質問が出ましたが、さっぱりわかりません…楽勝だと思っていただけに、やたら腹が立ちます。

「何で、こんなこと勉強しなくちゃいけないんだ」とテストのせいにしている自分がいたりします。一通り人のせいにすると、今度は自分を責めていることに気づいたりします。「なんで、予習してこなかったんだ」「なんて無能なんだ、お前は」と。



一通り頭の中でブツブツ文句を言った後で、「起こったことは、テストに落ちたことだけだな」と気づきました。

とすれば、次にすべきことは、予習してまたテストを受けるだけ。
それ以外のことは全て騒音。
次は勉強して、必ず合格します。

ずいぶんと長い間ブログを更新していませんでしたが、6ヶ月間のリーダーシップの研修が佳境を迎えていて、ひたすらトレーニングに没頭していました。ものすごい経験をしているのですが、なかなかプログラム自体の権利上の問題で、内容を書けないのが残念です。

それはそうと、ブログをまた書こうと思っていても、ネタがないことに気づきます。
いくらでもあるはずなのですが、何かいいことを書こうとすると頭の中が枯渇しきって、何も書けないような、書いてもしょうがないような気すらします。

いやしかし、これは、逆に考えるべきなのでしょう。
毎日毎日、何か新しいことを自分から起こしたり、何かを学んだりして、自分から何かを発見していかなければならない、ということなのでしょう。

また今日からがんばります。

Diet Cokeを最近やたら飲んでいる気がします。
日本で、お茶のボトル買っていたのと同じような感覚で、コーラを買っているような気がするのです。

日本では、コンビニに行けば多種多様なお茶が冷蔵庫に並んでいますが、アメリカでは同じように、コーラが並んでいます。
CokeやPepsiにも、いろいろなバリエーションがあって、チェリー、ライムの他、最近はストロベリーミルク、キャラメルミルク、というのも発見しました。まぁ、こういうのは、試してみましたが、飽きますね。

それにしても、日本ではどのお茶にしようか迷って、毎回コンビニに行くのが楽しみでしたが、アメリカではどのコーラにしようか迷っている自分がいます。
しかし、コーラは体に悪そうなので、買うのにいつも罪悪感を持ってしまいます。
さすがに砂糖が一杯なのはやめようと思い、Diet Cokeになってしまうのですが、この空しい感覚は何とも変わりようがありません。

もっとお茶があふれている日本は、いい所だなと、つくづく思います。

skin careについて、いつもお世話になっているKさんに講習をしてもらいました。
私は肌が極めて弱いため、教えてもらうことにしたのです。
Kさんは、ネットワークビジネスでAnti-agingの商品を取り扱っていらっしゃるのですが、非常に優秀な商品群なので、私も、いくつか購入しています。

しかも、ここの商品は、モノが極めて良いうえに、安いのです。
通常の店舗で売っている普通の商品と値段が変わらなかったり、さらに安いものまであります。

ネットワークビジネスで、安さをウリにできるというのは強力なアピールポイントだと思います。なぜなら、ネットワークビジネスは、余計な経費がかからないからこそ、優秀なビジネスモデルだからです。

いわゆる、「通常の流通網」と言われるものは、小売店が中間に入っていて、広告宣伝によって商品を売る、という形態が通常です。
しかし、この場合、最終消費者に商品が行き着く間に、ムダなコストがいろいろかかっています。たとえば、広告宣伝には、全ての人が反応するわけではありませんから、広告費一定額に対して生みだされる効用にバラつきが出てきます。また、運送費なども、本来最終消費者に届けられる最短経路と比較すれば、いろいろなムダがあることがわかります。

ネットワークビジネスでは、広告宣伝が存在しないため、売られた分に対して販売費が比例するという、効率の良さがあります。また、メーカーから最終消費者に一直線に商品が届けられるため、運送費にムダがありません。その削られたコストの部分と、本来小売店に行くべき中間マージンが、売った人に支払われるしくみです。

Kさんは、「この前もねずみ講と言われて困ったのよね〜」とおっしゃっていましたが、しくみをクリアな目でみれば、違いは明らかです。

38th Stにカレー屋ができたというので、行ってみました。
ゴーゴーカレーというらしいです。

http://www.gogocurryusa.com/

着いて見ると、なんとなく見覚えが…ここは、昨年来て幻滅したラーメン屋だったところではないですか…店の中のレイアウトが、全く同じだったので、気づきました。

5月中は、5ドルだということで、カツカレーを食べてみました。
味はけっこう濃いですね。おいしいです。
なかなか、日本のカレーを食べる機会もないので、これからもたまに覗いてみるかもしれません。


話は変わりますが、私の中でのカレーナンバー1店は、もうやんカレー(東京です)。

新宿の、十二社通り沿いと、青梅街道沿いにあります。
今見てみると、池袋にもあるようですね。
非常においしいので、近くに立ち寄ったら試してみてください。
病みつきになります。

知人に招待を受け、NY Yankeesの試合を見に行ってきました。
Yankees Stadiumに最後に行ったのは、2、3年前くらいのような気がします。
その時は、1試合で松井が3本か4本くらいホームランを打っていました。

今日の相手は、宿敵Boston Red Soxです。
Alex Rodriguezのホームランを中心に、6点をあげたYankees、相手の打線を2点に抑え、快勝しました。

相手がRed Soxだからなのか、観客席がたまに物々しくなることがあり、Red SoxファンとYankeesファンとの間で衝突が何度も起きていたようです。
実際に殴り合いの喧嘩もしていたようなのですが、その度に警察が出動していました。マナーの悪い客もいるものですね。

そういえば、3年前にYankees戦を外野から見たのですが、Blue Jays戦であるにもかかわらず、なぜかRed SoxのTシャツを着ている人がいて、観客の一人と口ゲンカになってきました(大人気ない…)。

思い出すのは、2004年Red Soxがワールドシリーズで優勝した時のこと。
"ベーブルースの呪い"が解けて、86年ぶりに優勝したのですが、その時のニューヨークの地元紙の表紙の見出しが傑作でした。
Red Soxの胴上げの写真に、以下の見出しが出ていたのです。

"See You In 2090!!"

86年後にまた会おう!ということですね(彗星のようです)。
皮肉としては、笑えます。

今日、夜知人とDinerに行ったときのこと。

Dinerというのは、東海岸式の大衆食堂です。
ハンバーガー、サラダなど、アメリカ食(?)を食べることができます。

食事が終わって、帰ろうとしたときのこと。
知人が御手洗に行っている間、テーブルの方に近づいてくる一匹のゴキブリを発見しました。

レストランのダイニングスペースに、ゴキブリがいるなど、言語道断です。
清潔面がしっかりしていない証拠です。

私が通りがかった店員に、

「そこにゴキブリがいるよ」

と教えました。
とりあえず謝って、丁寧に対処してくれるかと思ったのですが、

その店員は、

"Oh, ShXX!!"

と言い、次の瞬間、何とそのゴキブリを思い切り踏みつけたのです。

ペシャンコになったゴキブリを、店員は靴の裏で、客に見えないようにテーブルの下に蹴り込みました。


私は呆然とその光景を眺めている他ありませんでした…。

昨日の天気予報は「大荒れ」でした。
天気予報のマークには、雷雲と大雨がセットになっていました。

しかし、朝から嫌な曇り空が広がっているものの、いっこうに雨が降る気配はありません。

3時ごろ、歩いて5分くらいの所にある銀行にチェックを換金しに行った所、人が少なかったのですが、Bank Tellerがいろいろ確認を行っているうちに、思ったよりも時間がかかっています。

その時、なんとなく嫌な予感がしはじめたのですが、まさにそれが的中しました。

突然、大嵐が吹き荒れ始めたのです。

傘を持っていない私は、銀行に立ち往生するはめになってしまいました。

ガラスの窓にうなるようにたたきつけられる雨水を見ながら、「今日はこうなる予定だったんだ」と自分を納得させるようにしました。

東京に住んでいた頃、210円で住む電車の区間に対し、240円の切符を買ってしまい、妙に落胆したのをおぼえています。

その時、電車に乗りながらムダ銭をはたいしてしまったことにイライラしたのですが、ふと考えてみると、なんで30円のムダに対して、こんなにイライラしてるんだろう、と思ったものです。

考えてみれば、飲み会で3000円払おうが、4000円払おうが、誤差の範囲内として納得できます(そうでない場合もありますが)。
しかし、10円でも、20円でもひと度「ムダだった」とわかると、途端にもったいなく思えるから不思議です。

今日、自分のFAX機からどうしても送れなかった書類があったので、近くのFeDex Kinko'sに行って、FAXを頼みました。

店員の人に「FAX送りたいんだけど」と言うと、書類を持ってFAXの値段も言わずに送信してくれるので、「どうせ値段がかかっても、FAXだから1ドルもかからないだろう」と思い、待っていました。

送信が確認できると、店員がやってきて、

"3.5 dollars"

FAX 2枚で3.5ドル!!


3.5ドル…ありえない…IP電話全米1年間で30ドルの時代に…もうくやしいやら情けないやら…。
たかが3.5ドルだ…自分を納得させながら、身を切るように払ったのでした…。

今日は、大学OBのNY支部会へ行ってきました。

場所は、Uppereast Side、メトロポリタン美術館のすぐそばのアパートです。
ものすごい景色で、某商社の所有するアパートの部屋です。
現在は、主に接待のために現地法人社長宅として、使われているようです。

私の出身校は規模的に小さいので、逆に結びつきが非常に強いのを感じます。
今回の出席者を見てみると、商社、銀行、メーカーの駐在員がほとんどの割合を占めていました。普段生活していると会わない方々ばかりなので、話の内容が合わないかと思っていましたが、やはり同じ大学の卒業生なので、昔話で盛り上がりました。

同期でM商事の駐在員として働いている人や、大学のアイスホッケー部の10年ほど上の先輩にも遭遇し、大いに会話を楽しむことができました。

私は、貧乏根性丸出しで、年会費20ドルをとりかえすべく、寿司、サラダ、肉、カクテル、ビールをガツガツいただき、大満足で帰宅しました。

いい気分です。

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