Little Miss Sunshine

Little Miss Sunshineという名の美少女コンテストに娘を出場させるため、ニューメキシコ州アルバカーキーから、カリフォルニア州ロサンゼルスまでロードトリップをする崩壊家族の物語です。2007年のアカデミー賞で、オリジナル脚本賞を受賞しています。私は「賞をとった映画」というピッチに極端に弱い人間なので、見ずにはいられませんでした。


以下、ネタバレ部分が結構あるので、楽しみを壊したくない人は読まないでください。


この映画、家族の一人一人の人物設定が最高です。
特に傑作なのが父親なのですが、「負け犬にならないための9ステップ」というセミナーを開いているのですが、そのセミナー自体に人が集まらない負け犬です。

この映画のテーマは何かということを考えると、特にこれが言いたい、ということがないようにも思えるのですが、あえて言うなら、「人生には深刻になるべきことは1つもない」ということでしょうか。

"Little Miss Sunshine"というイベントを見ていると、本当にどうでもいい大会です。でも、そんな大会のために何時間もかけて車でたどり着いて、どう考えても勝てそうにない連中を周りに見ても、小さな娘は「祖父から教えてもらったダンス」を全力で踊ります(爆笑必至)。

人生ではいろいろ起こるが、何でもいいが、精一杯やって、それで十分だと。
そんな気持ちになる映画です。