リクルートでトップ営業を経験し、現在NYCでビジネスを展開されているK氏にお会いしました。

今回の会合の目的は、営業の極意を伝授していただくこと。
韓国料理を32nd Stでごちそうになりながら、いろいろとご教授いただきました。

まず、営業は「数をこなす」ことが基本であること。
数を最大限こなすことで、言うことにも慣れてきて、アポや成約の確率も上がるということ。これは、本で読んだことと同じで、簡単にできそうでいて、頭を空っぽにしないとできませんね。

リクルートでのやり方として語ってくださったことは、「断られてから営業がはじまる」ということです。まず1回目を断られたら、2回目は提案を変える。提案を変えてダメなら先方の担当者を変える。それでもダメなら、こちらの営業マンを変える、と次から次へと方法を変えて提案をするそうです。

私は、コンサルティング会社に勤めていたため、提案書はいつも理詰めで作っていました。提案資料で、どうでもいいような言い回しに神経をすり減らした記憶があります。あまりにも理屈ばかりの世界であったため、自分はリクルートのように、もっと泥臭く人間臭く攻めるようなやり方に、密かに憧れを抱いていました。

今、リクルート出身で活躍している経営者の方々も知り合いにいるらしく、彼らの秘話も聞くことができて、大変有意義でした。
Kさん、ありがとうございます。