私は、Network Marketingはまがいものだ、詐欺だとずっと思っていました。
金儲けにとりつかれた者が取り組むものだと思っていました。

そこで、昨年の夏、一度Networking Marketingで成功した人に会えるというので、会いに行きました。

彼は60過ぎでしたが、エネルギーにあふれていて、大変な若さを感じました。
その人は、当然商品を私に勧めてきました。
そして、「一緒にこれを広めていこう」と情熱的に訴えかけられました。

私は、その人のストレートさに打たれました。
率直にその商品の良さを説明し、私がその商品を買うべき理由、そして私がそれを広めるべき理由をまっすぐ訴えかけてくるのです。
Network Marketingを行っている多くの人は、自分の行っていることに後ろめたさを感じているのか、何か隠したりする素振りや、ソワソワした態度を感じさせることがあります。それを感じると、一気に気分が引いてしまいます。

私は彼のストレートなあり方に、確かなインスピレーションを受けました。
こんなパワフルな人格を、どうやって身につけるんだろう、と思いました。

私は、彼の顔を正面から見て、ハッキリと購買を断りました。
そして同時に、人に対する彼のあり方を賞賛しました。

彼は私の拒絶に何の意味づけも与えず、「今日は来てくれてありがとう」と言いました。

こんな人だったら、買っても良かったんだろうな、と後で思いました。
今の私のNetwork Marketingに対するポリシーは、「価値があれば買う、なければ買わない」という単純なものです。

私が積極的に販売活動等に従事したり、これを自社のマーケティングシステムとして採用することはありませんが、真剣に取り組んでいらっしゃる方々には、敬意をもって接したいと思っています。