先週、LAに行った時に、個別コンサルティングをご依頼された、あるお客様の自宅へお伺いしたのですが、その時にある文庫本をいただきました。

佐賀のがばいばあちゃん


この本は、巷では有名らしいですね。
私は題名すら全く聞いたことがなかったので、新鮮でした。

誰かの気に入った本を、直接頂戴するのは、大変光栄で、嬉しいことです。
この人は、この本のどこに感動しながら読んだんだろう、と考えながら読むと、本を下さった方の理解を通して、人としてのつながりを感じます。

内容は、漫才師の島田洋七さんの幼少期の祖母との触れ合いを描いた作品です。

感想は…素直に、感動します。
昭広少年(洋七さん)は幼い頃に、佐賀のおばあちゃんの家へ無理矢理送られます。おばあちゃんは貧乏なのですが、毎日毎日をフルに、幸せを体現しながら生きています。
数々の感動的な話題が本の中で紹介されるのですが、特筆すべきなのは、昭広少年の素直さです。スポーツをしたいが、剣道着、柔道着を買ってもらえず、おばあちゃんに「走れ」と言われます(しかも靴を履かずに)。
それを素直に聞いて毎日毎日走り、運動会では必ず1位になるほどの足を鍛え上げたそうです。そんな素直な少年なので、一つ一つのエピソードに、より感動の深みが加えられています。

Mさん、素晴らしい本をいただきまして、大変ありがとうございました。
感謝しております。