ついにやってしまいました。

夜、食事からの帰りに車を出そうとした時のこと。
車をバックしていた時、十分に注意していたはずなのですが、後ろを走っていたピックアップトラック(日産TITAN)の左側面にぶつけてしまいました。

あのキー、というひきずるような音は思い出すのも嫌なものです。
「やってしまった」と思い、車の外に出てみましたが、私のレンタカー(Chevy HHR)はほとんどダメージがなく、バンパーの角に引きずったような跡が残っているだけでした。

相手の車は、すでに左側面のあらゆる箇所がボコボコになっていたので、果たしてどの部分が今回の衝突でへこんだのか、いまいちよくわかりませんでした。

相手はメキシコ系アメリカ人で、「さっそく保険会社に連絡しよう」という話になりました。「ちゃんと起こったことを保険会社に連絡しよう。警察は呼ばなくて良い」と言ってきました。相手は、ぶつけられた割にはかなり冷静で、全く怒った様子もありません。あまりにもうがった見方かもしれませんが、もしかして、そもそも左側面にあったボコボコを誰かの保険金で直す良い機会だと思ったのかもしれません。
仮にわざとぶつけてきたのなら、それはこちらとしては災難ですが、ハッキリしたことは保険会社が写真を見て決めることでしょう。

そこまでのダメージが双方にもないので、警察を呼ぶのは多少億劫な面もありましたが、こういうことは事が起こった時点できちんとしておかないと、確実に後から面倒なことになるので、相手の言うことにはかまわず警察を呼びました。

警察が双方から話を聞いて、「ちゃんと情報交換をしたみたいだな。Good Job」となぜか褒められました…。

しかし、あの接触時の、取り返しのつかないことをしてしまったような感覚、あれは忘れられません。今回は、この程度のかすり傷で済んだことに対して感謝をして、「自分は実は危ない運転をしている」「気を緩めると惨事につながり得る」ということを認識して、肝に銘ずる大変良い機会になったと思います。