英会話学校に頻繁に通い始めた頃、同時に英語の本を読み始めました。
以前から、読んでみたかった本があったのですが、それが、これ。

The Minds of Billy Milligan


これは、"24人のビリー・ミリガン"という題名で邦訳された多重人格者の話の原書です。
話は、ビリー・ミリガンという実在の人が、24人の人格にどのように翻弄され、生きてきたかという経緯を淡々と描いている小説風のノンフィクションです。
大学時代に、臨床心理学を専攻していたにもかかわらず、このベストセラーは読んだことがありませんでしたが、興味をそそられるテーマであったので、これは以前から読もうと決めていました。

英語の学習という観点から言うと、やはり好きな本を読む、というのは、最も読解力を強める近道だと思います。
というより、好きな本を読む、ということは英語学習の目的でもあるわけで、本当に読解力を高めようと思っているのであれば、いきなり興味のある本をピックアップして挑戦してみる、というのは、ぜひやるべきことだと思います。

知り合いでは、けっこうハリー・ポッターを原書で読んでいる人が多いです。英語で読むとかなり難しいらしいのですが。


最初のうちは、英語の原書を読んでみても、たいていの場合は、集中力が続かず、あきらめがちになってしまいます。でも、続けていれば、段々と、以前よりも読むのが早くなってきます。その上達する感じがつかめれば、どんどん読めるようになるのではないでしょうか。