4月に入社し、6月に海外研修へ行きました。

私は、何とか英字新聞を読む癖をつけ、英会話喫茶にも通いましたが、まだ英語のコミュニケーション力は不安だらけです。頭の中で、まだ疑問文さえも作れない有様です。その一方で、練習はそれなりにしたし、何とかなるんじゃないか、という思いはありました。

6月、不安のみを頭に抱えたまま、シカゴ郊外の研修施設に向かいました。

研修施設は、もともと大学だった施設を改修してできたものです。
したがって、食べる、寝る、学ぶ、遊ぶ、が全てこの施設内で完結できます。

全世界で、あわせて300名 - 400名くらいはいたでしょうか。この大勢の集団が、何組かに分かれて、新入社員研修を受けるのです。
内容は会社での行動規範だとか、コンサルティング現場で使用する共通のメソッドだとか、そういったものです。

米国の企業であるため、アメリカからの参加者が半分くらいはいたのではないかと思います。日本からの新入社員は、60名前後だったと思います。他にも、イタリア、ドイツ、イギリス、スペイン、ベルギー、南アフリカ、インド、シンガポール、マレーシア、インドネシア、オーストラリアといった国々の事務所から、新入社員が来ていました。

この研修は、一言で言うと、挫折と屈辱のドン底を味わされた研修でした。

まず一番目に愕然としたことが、他の国の人間は、例外なく英語を「ためらいなく」話しているということ。
私も、何ヶ月かの英会話喫茶での特訓を生かし、なんとか話しかけようと試みましたが、全然ダメ…。
間違いを犯してしまうことに対して、躊躇をしてしまうし、結局何を話せばいいのかわからないんです。

こちらのペースにあわせてくれるシンガポール人が一人いて、彼のおかげで、英語の話し相手は一人できましたが、他の国の人間は早口で全くついていけません。特に、取り残されたのが、アメリカ人同士の会話。グループアクティビティになると、彼らが何を言い合っているのか、全くわからないのです…。自分に話しかけてくるときは、手加減をしてもらったので、何とか理解できたのですが。

来る前は、まぁ何とかなるんじゃないか、などと思っていたのですが、それは全くの幻想でした。
講師が言っていることも、なんとなくはわかるものの、内容を自分のものとするにはあまりにレベルが違い過ぎます。