英字新聞作戦は、見事に失敗しました。

しかし、読んでいなくても、毎日毎日届けられます。
だんだん、読まれずに積まれた新聞を見ると、イヤになってきます。そこで、またがんばろうとすると、なぜか逆にやる気がなくなります。

強制すると、やりたくなくなることって、ホントに多くありますよね。何ででしょうかね。
自分に「やろう!」と強く思い込ませると、逆に動きにくくなってしまうという…。

何かの昔話で、弓のお師匠が、若い弟子に対し、「的を狙ってはいけない」という事を言った話をどこかで聞いたことがありますが、何事もそれと似ているのではないかと思います。

結局、その新聞は、ほとんど読まれることはありませんでした。

テスト勉強が終わって、「とにかく英語に触れること」を目的として、英字新聞をとりはじめたのに、触れることさえままならぬまま、三日坊主で終わってしまったのです。

3年生の終わりごろから、就職活動がはじまりました。私は、内定を1社からもらい、9月ごろに初めてのTOEICテストを受けることになりました。

これが、TOEIC初受験でした。

結果は、675点でした。これを、高いと見る人もいれば、低いと見る人もいるでしょう。
私は、その点数に対しては、「意外と良かった」というのが正直な感想でした。
高校時に、一生懸命勉強したことが実って、テスト対応だけは、良かったのかもしれません。

しかし、まだまだ上はあるのが事実でした。
そして、依然として、英語が満足に話せない、という現実がありました。

内定をもらったのが、外資系の企業だったこともあり、これは、そろそろ本格的に勉強をはじめなければやばいぞと思うようになりました。