Midtown Report

ビジネスと人間に関する発見と考察 from Los Angeles & New York

June 2007

Diet Cokeを最近やたら飲んでいる気がします。
日本で、お茶のボトル買っていたのと同じような感覚で、コーラを買っているような気がするのです。

日本では、コンビニに行けば多種多様なお茶が冷蔵庫に並んでいますが、アメリカでは同じように、コーラが並んでいます。
CokeやPepsiにも、いろいろなバリエーションがあって、チェリー、ライムの他、最近はストロベリーミルク、キャラメルミルク、というのも発見しました。まぁ、こういうのは、試してみましたが、飽きますね。

それにしても、日本ではどのお茶にしようか迷って、毎回コンビニに行くのが楽しみでしたが、アメリカではどのコーラにしようか迷っている自分がいます。
しかし、コーラは体に悪そうなので、買うのにいつも罪悪感を持ってしまいます。
さすがに砂糖が一杯なのはやめようと思い、Diet Cokeになってしまうのですが、この空しい感覚は何とも変わりようがありません。

もっとお茶があふれている日本は、いい所だなと、つくづく思います。

自分の声を録音して聞くと、ぞっとします。
他人の声は、全てOKなのに、自分の声だけは変に聞こえます。

大学の時に、アイスホッケー部に所属していたのですが、練習や試合のビデオを毎回必ず撮っていました。
その時に自分の姿を見て思ったのですが、何ともひどく不恰好なのです。
滑り方やフォームは格好悪く、見ていられません。
しかも、発する声を聞くと最悪です。確かに、自分が言った言葉であるのに、ひどく違和感があるのです。

そんな自分の姿を客観的に眺めると、ずいぶん落ち込んだような気がします。

一方、他の人に意見を求めると、「いや、お前のフォームは良い。オレのは最悪だ」と言います。

ところが、こういうビデオによる反省も続けていくと、段々と自分の姿を見ることに慣れていきます。ひどい自分の姿も、客観的に見ることができるようになるということでしょう。

私は、セミナーをやっていますが、どのようにお客様に写っているかわからないので、今度ビデオに撮ってみたいと思います。

ねずみ講とネットワークビジネスの明確な違いは、提供している商品がデリバー可能か、そうでないかの違いです。

ねずみ講 → 商品の提供が不可能
ネットワークビジネス → 商品の提供が可能

ねずみ講では、商品は「お金」ですが、理論的に「1万円支払えば2万円返ってくる」という理屈が通るはずがありません。お金を支払った全ての顧客に対して商品(お金)を提供することができない、だから詐欺なのです。

これに対し、ネットワークビジネスは、商品の提供が前提です。
1万円支払えば、Aという商品が手に入る、という経済のシンプルな原則に則っています。問題は、Aという商品が1万円の価値があるかどうかですが、これは人の主観によって異なるでしょう。1万円の価値があると思う人は、それを買うでしょうし、思わない人は買わないでしょう。ネットワークビジネス以外の企業や商品と同じように、ネットワークビジネスにも良い商品と悪い商品とがあります。唯一の違いは、商品を売った時に支払われる販売マージンが、誰の手に行くのか、という話だけです。

ただ、ネットワークビジネスの従事する人が、「お金持ちになれる」ということを約束しはじめると、厄介なことになります。なぜなら、それは満たすことのできない約束事だからです。だから、「お金持ちになれる」可能性は、価値が0であって、それを主なピッチとして売っているとすれば、詐欺と言われても仕方がないでしょう。

悪い商品や、一部の悪い人たちが駆逐され、本当に良い商品が、良いマインドを持つ人の丁寧な1対1のシェアによって伝わる、それがネットワークマーケティングの理想であって、そういった正しいあり方がなるべく多くの人に広がっていくことを願っています。

skin careについて、いつもお世話になっているKさんに講習をしてもらいました。
私は肌が極めて弱いため、教えてもらうことにしたのです。
Kさんは、ネットワークビジネスでAnti-agingの商品を取り扱っていらっしゃるのですが、非常に優秀な商品群なので、私も、いくつか購入しています。

しかも、ここの商品は、モノが極めて良いうえに、安いのです。
通常の店舗で売っている普通の商品と値段が変わらなかったり、さらに安いものまであります。

ネットワークビジネスで、安さをウリにできるというのは強力なアピールポイントだと思います。なぜなら、ネットワークビジネスは、余計な経費がかからないからこそ、優秀なビジネスモデルだからです。

いわゆる、「通常の流通網」と言われるものは、小売店が中間に入っていて、広告宣伝によって商品を売る、という形態が通常です。
しかし、この場合、最終消費者に商品が行き着く間に、ムダなコストがいろいろかかっています。たとえば、広告宣伝には、全ての人が反応するわけではありませんから、広告費一定額に対して生みだされる効用にバラつきが出てきます。また、運送費なども、本来最終消費者に届けられる最短経路と比較すれば、いろいろなムダがあることがわかります。

ネットワークビジネスでは、広告宣伝が存在しないため、売られた分に対して販売費が比例するという、効率の良さがあります。また、メーカーから最終消費者に一直線に商品が届けられるため、運送費にムダがありません。その削られたコストの部分と、本来小売店に行くべき中間マージンが、売った人に支払われるしくみです。

Kさんは、「この前もねずみ講と言われて困ったのよね〜」とおっしゃっていましたが、しくみをクリアな目でみれば、違いは明らかです。

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