Midtown Report

ビジネスと人間に関する発見と考察 from Los Angeles & New York

Yさんから、「白いご飯には全然栄養がない」という話を聞かされました。
日本人として生活していれば、白いご飯が食卓にないのは逆に不自然なので、多少ショックを受けました。

Yさんによると、白いご飯が全然ダメなわけではないが、それが中心になってしまうと、栄養が極端に偏ってしまう、とのこと。野菜中心、肉や魚が少し、というのがちょうどいいらしいです。

こういう食事に関する情報は、聞きかじりの情報が多いので、何が本当かわからないことが多いのですが、このYさんは健康についての造詣が深く、しかも見た目も実年齢よりも10歳くらいお若く見えるので、説得力があります。

確かに、ご飯が中心でおかずが少ないと、あまりパワーが出ず、すぐに眠くなるような気はします。

昼ごはんを野菜中心にすると、大抵の場合、エネルギーがあふれた状態になります。体が肉やご飯を求めていても、あえて野菜を食することで、自分を律している気分にもなれるから不思議です。

Google Analyticsが新しくなったとのメールを受け取り、さっそく見てみました。

これまでのGoogle Analyticsよりも、はるかに見やすいレイアウトになっていて、しかも処理速度が格段に上昇しています。

本ブログのパフォーマンスを見てみると、GoogleやYahooで用語を検索して、本ブログにたどり着くというパターンが非常に多くなってきているのがわかりました。

このブログは、昔はページランク「3」だったのですが、いつの間にか「2」に落ちていました。

これは、記事数が多い割には、テーマに統一性がないからなのでしょう。毎日更新されているようなブログでも、テーマが多岐にわたりすぎると、ページランク的には伸び悩む傾向があるようです。
Googleのページランクは、特定領域のテーマについて、一貫した内容の濃い情報が含まれているかどうかをロボットによって判断されます。そして、内容が一貫していればいるほど、検索結果の上位に表示させるという原則があるようなのです。
なので、ページランク狙いは難しいですね。

検索用語ランキング(どんな検索語を使ってブログに辿りついているか)を見てみると、"Law of Attraction"が1位になっていました。
2番目は、問題映画"Borat"、3番目はLost出演の俳優"ジョシュ・ハロウェイ"です。

まだ方向性の定まらない迷走ブログというのがよくわかります(笑)。

Boiler Room

証券詐欺をはたらく集団を描いた映画です。
舞台は、私が数年前に住んでいたLong Islandの、Nassau郡よりもさらに東のSuffolk郡です。Manhattanからは、フリーウェイで1時間くらいの郊外です。

客に架空の証券を売りつけ、虚構の市場を作り出して荒稼ぎする会社での、主人公の葛藤が描かれています。

主人公は、定職についていない違法カジノの若いオーナーです。判事である父親に対する罪悪感から、まともな職につこうとするのですが、入ってしまったのが、詐欺を組織的に行っている小さな証券ブローカーです。

一日に何百という電話をかけ、言葉巧みなセールストークで証券を売りつけ、お金をまきあげる技術を毎日の営業の中で身につけて行きます。
初めは、合法だと思っていたことが、だんだん仕組まれた違法行為であることを目の当たりにしていき、葛藤が深まっていく様子がよく描かれています。

組織的にハードな電話営業する集団に対して、"Boiler Room"という隠語を使うようです。
密室の中で水を熱して沸騰させるイメージが、こもった部屋の中から電話をかけるだけで売上をまきあげるイメージにピッタリ合うのでしょう。
今まで見たことのない恐ろしい世界を垣間見せてくれる、面白い映画でした。

知人に招待を受け、NY Yankeesの試合を見に行ってきました。
Yankees Stadiumに最後に行ったのは、2、3年前くらいのような気がします。
その時は、1試合で松井が3本か4本くらいホームランを打っていました。

今日の相手は、宿敵Boston Red Soxです。
Alex Rodriguezのホームランを中心に、6点をあげたYankees、相手の打線を2点に抑え、快勝しました。

相手がRed Soxだからなのか、観客席がたまに物々しくなることがあり、Red SoxファンとYankeesファンとの間で衝突が何度も起きていたようです。
実際に殴り合いの喧嘩もしていたようなのですが、その度に警察が出動していました。マナーの悪い客もいるものですね。

そういえば、3年前にYankees戦を外野から見たのですが、Blue Jays戦であるにもかかわらず、なぜかRed SoxのTシャツを着ている人がいて、観客の一人と口ゲンカになってきました(大人気ない…)。

思い出すのは、2004年Red Soxがワールドシリーズで優勝した時のこと。
"ベーブルースの呪い"が解けて、86年ぶりに優勝したのですが、その時のニューヨークの地元紙の表紙の見出しが傑作でした。
Red Soxの胴上げの写真に、以下の見出しが出ていたのです。

"See You In 2090!!"

86年後にまた会おう!ということですね(彗星のようです)。
皮肉としては、笑えます。

今日、夜知人とDinerに行ったときのこと。

Dinerというのは、東海岸式の大衆食堂です。
ハンバーガー、サラダなど、アメリカ食(?)を食べることができます。

食事が終わって、帰ろうとしたときのこと。
知人が御手洗に行っている間、テーブルの方に近づいてくる一匹のゴキブリを発見しました。

レストランのダイニングスペースに、ゴキブリがいるなど、言語道断です。
清潔面がしっかりしていない証拠です。

私が通りがかった店員に、

「そこにゴキブリがいるよ」

と教えました。
とりあえず謝って、丁寧に対処してくれるかと思ったのですが、

その店員は、

"Oh, ShXX!!"

と言い、次の瞬間、何とそのゴキブリを思い切り踏みつけたのです。

ペシャンコになったゴキブリを、店員は靴の裏で、客に見えないようにテーブルの下に蹴り込みました。


私は呆然とその光景を眺めている他ありませんでした…。

Little Miss Sunshine

Little Miss Sunshineという名の美少女コンテストに娘を出場させるため、ニューメキシコ州アルバカーキーから、カリフォルニア州ロサンゼルスまでロードトリップをする崩壊家族の物語です。2007年のアカデミー賞で、オリジナル脚本賞を受賞しています。私は「賞をとった映画」というピッチに極端に弱い人間なので、見ずにはいられませんでした。


以下、ネタバレ部分が結構あるので、楽しみを壊したくない人は読まないでください。


この映画、家族の一人一人の人物設定が最高です。
特に傑作なのが父親なのですが、「負け犬にならないための9ステップ」というセミナーを開いているのですが、そのセミナー自体に人が集まらない負け犬です。

この映画のテーマは何かということを考えると、特にこれが言いたい、ということがないようにも思えるのですが、あえて言うなら、「人生には深刻になるべきことは1つもない」ということでしょうか。

"Little Miss Sunshine"というイベントを見ていると、本当にどうでもいい大会です。でも、そんな大会のために何時間もかけて車でたどり着いて、どう考えても勝てそうにない連中を周りに見ても、小さな娘は「祖父から教えてもらったダンス」を全力で踊ります(爆笑必至)。

人生ではいろいろ起こるが、何でもいいが、精一杯やって、それで十分だと。
そんな気持ちになる映画です。

昨日の天気予報は「大荒れ」でした。
天気予報のマークには、雷雲と大雨がセットになっていました。

しかし、朝から嫌な曇り空が広がっているものの、いっこうに雨が降る気配はありません。

3時ごろ、歩いて5分くらいの所にある銀行にチェックを換金しに行った所、人が少なかったのですが、Bank Tellerがいろいろ確認を行っているうちに、思ったよりも時間がかかっています。

その時、なんとなく嫌な予感がしはじめたのですが、まさにそれが的中しました。

突然、大嵐が吹き荒れ始めたのです。

傘を持っていない私は、銀行に立ち往生するはめになってしまいました。

ガラスの窓にうなるようにたたきつけられる雨水を見ながら、「今日はこうなる予定だったんだ」と自分を納得させるようにしました。

不祥事を起こしてしまった飲食業の社長が謝罪会見を行っているのを、Yahoo!動画で見ました。

それを見て、実に痛々しい思いがしました…。

こういうのを見て思うのは、「自分が社長だったら、どうするだろう」ということ。

その会社が高い理念を掲げて、いろいろな事業の側面でモラルのある事業をやっているかどうかは知る由もありませんが、まさか従業員が客に対して悪意のある暴行をはたらくなど、どう考えても想定できるものではありません。

社員を採用する時に、「お客に暴力をはたらかない人物を採用しよう」などという基準があろうはずもありません。社員教育以前の問題です。



アメリカのような個人責任が徹底している社会であれば、「社員が犯罪を犯した。彼らが個人的に、勝手に行ったことだ。会社としての関与はない。」で、簡単に説明責任がつきます。見ている側もそれで納得します。

日本では、マスコミを中心とした世間の攻撃が想定されます。
そんな中、その社長は真摯に謝罪をしているように見えましたが、「なぜ自分の会社でこんなことが起きなければならないのか」という悔しい思いもあったのではないでしょうか。
被害者が負った大きな傷害を考えれば、それでも自分の責任、と捉えて前向きに対処していくしか、最終的に答えはないように思いますが、気の毒な気は拭い去れません。

せめて、マスコミが重箱の隅をつつくように、この会社で過去に起きた小さいクレームやマイナーな不祥事を掘り起こして、たたきはじめないことだけを祈っています。

東京に住んでいた頃、210円で住む電車の区間に対し、240円の切符を買ってしまい、妙に落胆したのをおぼえています。

その時、電車に乗りながらムダ銭をはたいしてしまったことにイライラしたのですが、ふと考えてみると、なんで30円のムダに対して、こんなにイライラしてるんだろう、と思ったものです。

考えてみれば、飲み会で3000円払おうが、4000円払おうが、誤差の範囲内として納得できます(そうでない場合もありますが)。
しかし、10円でも、20円でもひと度「ムダだった」とわかると、途端にもったいなく思えるから不思議です。

今日、自分のFAX機からどうしても送れなかった書類があったので、近くのFeDex Kinko'sに行って、FAXを頼みました。

店員の人に「FAX送りたいんだけど」と言うと、書類を持ってFAXの値段も言わずに送信してくれるので、「どうせ値段がかかっても、FAXだから1ドルもかからないだろう」と思い、待っていました。

送信が確認できると、店員がやってきて、

"3.5 dollars"

FAX 2枚で3.5ドル!!


3.5ドル…ありえない…IP電話全米1年間で30ドルの時代に…もうくやしいやら情けないやら…。
たかが3.5ドルだ…自分を納得させながら、身を切るように払ったのでした…。

高校生の頃、東京将棋会館道場に段級を取得しに行っていました。
この道場には、将棋に熱心な子供〜大人〜老人が集まって、自由に対局をします。

面白いのは、年齢の層によって、戦い方が違うということです。
そして、あらゆる年齢層の中で、最も強いのは、小学生の層です。

小学生は、とにかく強い。
彼らには余計な価値判断基準がないんです。
とにかく、将棋の目的である「相手の玉を取る」という目的に沿って、必要最小限度の手を放ってきます。見ていてすがすがしく、キレがいいんです。

これに比べて、中年〜老人となると、ダラダラとどうでもいい駒を狙ってきたり、往生際の悪い守り方をしたりして、手がなんとなくドロドロしています。同じ段級でも明らかな差がそこにはあります。


大人になって将棋を覚えると、桂馬よりも金が、金よりも飛車の方が価値のあるもののように思えるんですね。でも、そんな価値評価には全く意味ないんです。

将棋で最も重要なのは、「相手の玉をとること」これ以外にはありませんから、それぞれの駒の動きを最大限に動かして、いかに目的までまっしぐらに進むかの方がよっぽど重要です。
小学生には、先入観が全くないため、大駒でもポンポン捨てて玉を詰ましにきます。

ああいうのを見ると、子供の澄んだ目というものがいかに強力か、感動させられます。

チェスをやっている子供をみかけて、ふと昔の話を思い出してしまいました。

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